まずは、私自身のカラダのサイズの話から始めます。身長は百五十八センチ、体重は現在四十九キロから五十一キロの間を動いています。見た目、体調の両面で、私にはこのくらいがちょうどいいように思えます。やせっぽちだったころは四十三キロで、この食事に切り換える四年前までは最高五十八キロを記録しました。それでも、自分ではとくに問題にするほどの肥満とは思っていませんでした。着やせするタイプだったからかもしれませんが、単純に私自身のやせたい願望が旺盛な食欲を抑えるほどは強くなかったにすぎません。それでも、この十年間いつだって三キロ減らしたいと内心では願っていました。お腹のまわりの贅肉と写真に写るときの首のあたりで、太り気味かどうかがすぐにわかるのです。また、腰のまわりに肉がついてくると、カラダ全体が重く感じられ、気分がすぐれません。年中、「三キロ、三キロ」と呪文のように唱えていましたが、本心はおいしいものをあきらめてまで、ダイエットするほど愚かなことはない、くらいに思っていました。私は、二十二歳の夏、大学卒業と同時にアメリカ留学へと旅立ち、以来十七年間もニューヨークで生活してきました。アメリカへ発ったころは、若いせいか、顔もカラダもふっくらしていますが、体重は四分の一世紀後のいまとあまり変わりません。