「21世紀マンション」について

2011.07.06

「21世紀マンション」の浴室、つまり風呂場はゆったりサイズになった。広々した浴室で窓がつけばいうことなし。その窓はできるかぎり大きくするのが最近の傾向だ。超高級マンションで外から覗かれる心配がなければ、素通しのガラスを入れ、夜景を楽しみながら入浴ができることになる。私は、特注でつくられた「おっぴろげ」の浴室やトイレをいくつも見たことがある。ひとつは浴槽の横に大きな窓があり、浴槽と窓の問に特注のカウンターが設けられているというもの。湯船で温まったあと、そのカウンターに裸で寝ころびたいという、ご主人のたっての願いでカウンターが設けられたのである。「それで、どうする」と聞かれると困るが、裸でカウンターに寝そべり、都会の夜景を見下ろすのはたしかに魅力的だ。実行する人がいるのは不思議ではない。