招待状は、おそくとも1ヵ月半前に着くように

2011.05.11

披露宴の招待状の印刷は、たいてい式場に文例も用意して受け付けています。文例は、時候の挨拶に続いて、「このたび○○様ご夫妻のご媒酌により、太郎と花子が結婚することになりました。つきましては○月○日○○において披露の小宴を催してご挨拶申し上げたく、ご多用中おそれいりますが当日○時までにご来臨くださいますようお願い申し上げます」というようにします。「万障お繰り合わせ……」などとおしつけがましいことは書かないのが礼儀です。宛名は濃い墨で書き、返信用のはがきを同封し、わかりにくい場所なら電話番号、略図を添えて、先方におそくとも式、披露宴の1ヵ月半前に着くように出すことです。そして、とくに世話になった目上の人には、招待状は改めて持参しましょう。殊に恩人、恩師、大先輩、上役など主賓にはよほど遠隔地にお住まいでもないかぎり(この場合は書状を郵送でもよい)、招待状を持ち、直接出向いて、列席をお願いするのが礼儀です。たとえ、毎日、または定期的に会っている先生や上役といえども、学校や稽古場、職場で手渡しなどはたいへん失礼です。「お茶の稽古日に先生に招待状を渡そうと思ったが、受取りを拒まれた。長い年月の信頼が崩された……」と、質問というより、大憤慨の手紙をある方からいただいたことがあります。勿論答えは、先にも述べたように、「先方の都合を聞いたうえで、直接出向いてお願いするのが礼儀です」。ついではいけません。