クルマの歴史上に輝くような長寿モデル

2011.08.29

クルマの歴史上に輝くような長寿モデルは考えてみるとどれも空間設計がいい。たとえばVWビートル。シトロエン2CV。その点に関して、この2台はともに傑出している。今乗っても感動的なくらいに説得力がある。そのおかげだけではなかったにしろ、だからこそ30年、40年と生き残れたのである。なお、VWビートルは、レプリカ風の二代目が現れた現在でも立派に現役だ。ストーリアだって、30年とはいかないだろうがコツコツと手を入れていけば10年ぐらいは立派に現役で通用するはずだ。マーチあたりがすでにそれを実証している。あるいは、何度も出てくるがここでもレガシイ。考えてみれば人間工学上望ましいクルマのカタチ環境がそうそう変わるわけはないのであって、だからこそVWビートルやシトロエン2CVは今乗っても感動できる。古くなってもボロくなっても価値や満足度のレベルが下がりにくいのだ。このへんでデキのいいクルマはほかにもある。たとえばトヨターエスティマ(大)。登場後9年だからハードウェアとしては相当古いし、また長年のうちに俗な化粧をほどこされてけっこう見るも無残な状態だが、絶妙の空間はビクともせず残っている。

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