さらに注意しておきたいこと

2011.08.08

六年生になると、それまでに学習し終えた項目の情報を駆使して解かせる問題が出てきます。いよいよ、「試される」時期に突入です。図形の上を点が移動するような問題もそのひとつで、図形をイメージする力と点が移動する距離や速さ(つまり特殊算の「速さ」)を理解しているかどうかが問われます。このような問題は学校の授業ではやりませんが、それでも、いくかの知識や思考を駆使した問題が出てくることには変わりありません。この時期になってからあわてても、なかなかすべてを訓練してあげることはできません。早い時期から図形や立体をイメージできるように日常生活で先行体験を与えておくことが大切です。算数を例にとると、図形だけにかかわらず、割合、かさなど、先行体験を与えておきたい項目はたくさんあります。それは幼稚園の年少あたりから、じっくり時間をかけて遊び感覚で理解させるのが理想なのでしょうが、学校の三・四年生になってから、それに気づく場合もあります。そんなときは、一週間に二題、三題と決めて、じっくり時間をかけてその問題に取り組ませることが必要です。勉強だから嫌だというのなら、クイズとして捉えてみてはどうでしょうか。クイズとして捉えることができて、なおかつ訓練にもなるような書籍や問題集などを塾に提案してもらうのもいいと思います。そしてやり方を先生に指示してもらいます。その先生が相性のいい先生なら、なおさら効果抜群です。ただし、塾に期待できるのは、その指示とマルつけをした結果を見せ、その後のメニュー立てをしてもらうというところまでです。図形の問題では、できなかった問題が数多く出てくることが予想されます。それを塾にもってきて、先生の忙しさなど関係なく全部解いてほしいというご父兄を時々見かけますが、これでは先生も困ってしまいます。大手進学塾でも中堅の塾でもできないことです。いくらわからないところがあったら質問していいよと言われても、こんな行為を続けていたのでは、先生との信頼関係は構築できません。また、「わからないところを全部もたせましたので、わかるまで教えてやってください」とか、「解けるまで塾でやらせてください。帰してもらわなくてもいいですから」というご父兄もいます。山のようにわからない問題を抱えてきて、涙ながらに終わるまで帰れないで問題を解いている子を見ると、これでは考える力も養われないと痛切に感じてしまいます。それどころか、向学心もなえさせてしまうような気になります。こう言うと、お母さんの中には「でも、わからない問題を教わるのが塾だから」と思われる方がいるでしょう。しかし、個人塾ではないのですから、一人ひとりの生徒のわからない問題にすべて対応することはなかなかできません。

[参考個別指導塾情報]
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http://yotsuyagakuin-kobetsu.com/